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第1回会議議事録 南北海道定住自立圏共生ビジョン第3回変更のお知らせ | 函館市

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Academic year: 2018

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平成 26 年度第 1 回定住自立圏共生ビジョン懇談会議事録(要旨)

日時:平成26516日(金) 13:0015:00 場所:函館市本庁舎 8階第1会議室

(13:00 開会)

<企画部長挨拶>

・この定住自立圏は,広域行政の新たな取り組みということで,地域の良いところを伸ば し,足りない部分を補完し合いながら,圏域の魅力を高め,定住人口,そして交流人口を 増やしていこうとするものである。

・今年3月に協定を締結し,今年度から具体的な事業を進めていくこととなるが,委員各 位からは取組に対する意見をいただき,より良い取組については,次年度につなげていき たいと考えている。

・各地域,各分野でご活躍されている皆様から,地域の声を含めて,忌憚のないご意見を いただければと考えている。

<座長・副座長選出>

互選および座長の指名により,座長には南部委員,副座長に坂下委員が選出された。

<議 事>

(南部座長)自己紹介を兼ねて現状や課題についてもお話頂きたい。

(坂下委員)江差町で檜山医師会の事務局を預かっているが,渡島・檜山が連携して,圏 域の医療を充実させたいと考えている。よろしくお願いしたい。

(松本委員)函館市が周 りの市町を含めて定住自立圏に取り組むということ対し,敬意を 表したいと思う。せたな町は農林水産業が盛んな町だが,函館の調理師の方からも当町の 食材を利用していただくなど,函館と共存共栄する形で発展していくことが出来るように 望んでおり,そのような方向で話し合いが出来ればと思う。

(豊島委員)函館圏域にはご存じのとおり,医科大学がなく,自己完結型で医療に取り組 んできた。そのため,医療水準は,医科大学がある町に比べ,決して引けをとらない地域 であると考えている。また,この定住自立圏の取組を通じてこの圏域の魅力を全国に 発信 出来ればと考えている。

(2)

(三浦委員)観光客を誘致するというプロモーションや大会・学会などの受入,さらには, イベントなどに取り組んでいる。また最近では2015年度末の北海道新幹線開業に伴う 広域観光にも力を入れているところ。

(工藤委員)地域公共交通,特にバス事業は,圏域の高齢化・少子化によって,公的補助 が無ければ立ちゆかない状況になっている。これらの課題の解決に向け,議論していけれ ばと考えている。

(池田委員)過去35年間,留学生受入など地域国際化のお手伝いをしている。地域の良 さを留学生を通じて広めていきたいと考えている。自分自身の経験を活かし,地域と「国 際」を結びつけるようなことが出来ればと考えている。

(江田委員)商工会の仕事をしている。北斗市は観光という面において後進地域だったが, 新幹線の開業も迫り,観光にも力を入れ始めているところ。一生懸命頑張らせていただき たい。

(疋田委員)松前町は函館から2時間ほどかかる町だが,函館とも連携した観光の取組に ついて,課題の洗い出しなどを行っているところ。今後ともよろしくお願いしたい。

(村瀬委員)去年の12月から観光協会で勤務している。大沼地域は移住者が多く,その 方々からの意見として,地域の変化を落胆する声を耳にする。この言葉に地域の課題が集 約されているように感じる。一つの町ではなく,圏域全体で課題解決に取り組み,魅力を 発信できるように頑張りたいと思う。

(木村委員)消防職員として勤務した経験から,防災などについては詳しいが,観光をは じめとする産業については,皆さんと一緒に勉強しながら頑張りたいと思うので,よろし くお願いしたい。

(南部座長)心理学が専門だが,フィールドワークを通じた研究を行っている。最近では, 医療分野における研究を行っており,安心して質の良い診療を受けるにはどうしたらよい かなどがテーマ。この会議においては,皆さんの専門的知識や地域課題について,上手く 聞き出す役割を担いたいと思う。よろしくお願いしたい。

【議題1】 事務局より資料に基づき説明

(意見・質問等 なし)

(3)

【議題2】 事務局より資料に基づき説明

<定住自立圏名称の決定>

事務局より案を提示し,各委員の意見を踏まえ以下の名称に決定した。

「南北海道定住自立圏」

(松本委員)圏域の将来像について指摘されている3つの視点は的を射ていると思う。こ れら3つについて同時に考えるのか,ある程度スパンを置いて考えるのか,タイムスケジ ュール的なことも考えながら協議していくべき。

【議題3】 事務局より資料に基づき説明

(南部座長)確認だが,懇談会のミッションは何かというのを考えた時に,それぞれの地 域の課題を抽出すると同時に意見を出し合い,その認識を共有していくということでよろ しいか。

(事務局)その通りと考える。

(南部座長)この後の意見交換では,圏域の問題点について話し合い,これから圏域がど うあるべきか,どこに向かうべきかという議論を行いたい。

(村瀬委員)先ほどの意見にもあったが,このビジョンには期間だとか数値を入れていく ということなのか。ビジョンという響きからは将来像を中心に話し合うというイメージが あると思うのだが。

(事務局)具体的な事業については,何をいつまでにどのようにやるのかということが記 載されるし,将来像については,委員意見のとおりどうあるべきかという大きな話が記載 される。1年限りのビジョンではないので,アイデアと具体案双方が記載されるというこ とになる。

(松本委員)この共生ビジョンは,あるべき姿を示すことがまず第1で,後ろの具体案で は,今盛り込めることを盛り込んでいく,将来像という基本がありつつ,具体案もある, そのように理解している。今できる具体的な事業もありつつ,将来的に盛り込む必要があ るものもある。そこに時間的な差が生じるのではという考えから先ほどの質問をさせてい ただいた。

私の会社はせたな町でタクシー・バスの事業を行っているが,観光サービスの提供も行っ

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ている。私の会社だけの問題ではなくて,仮に特区的な発想により,地域のニーズに即し た事業を展開しようとした場合,そのような事業をこのビジョンに盛り込むことは可能か。

(南部座長)ビジョンの中で提案しながら,事業を行うということか。

(松本委員)例えば,全く仮定の話として聞いて欲しいが,病人を搬送する際に,地域の 病院で対応出来ないとする。そうなると函館の病院に搬送しなくてはならないが,救急車 やドクターヘリも適応できない場合,ハイヤーなど地域の足を使おうとすると,おそらく 料金や法的な制約が生じる。このような制約をクリアするために,地域の実情に即したア グレッシブなルールとして独自に設定することはできないのか。例えば,今後そのような 要請をそれぞれの業界が合意して行うとして,定住自立圏構想がその後押しをするような ものになり得るのかどうか。

(南部座長)定住自立圏の中で出来るかどうかということだが,まずは,アイデアを出し ていただき,事務局に検討してもらうことになるが,一つ道筋が出来たということでご理 解いただきたい。今まで障壁があり,上手くいかなかった部分を含めて,アイデアをいた だき,議論する場がこの会議だと考えている。交通と医療がどう連携していくかという点 も重要なトピックだと考えるので,次の会議までにさらに具体的なアイデアを出していた だくよう各委員にもお願いしたい。

(池田委員)人口減少を何とかしようというのが一つテーマになっていると思うが,色々 な地域から人を受け入れるというのも定住人口を増やす一つの手だと思う。例えば,海外 の若年層を移民として受け入れるとか,内閣官房がやっている第3国定住というアイデア もある。そのことによって,観光・福祉・医療などの人材として活用することにより,定 住人口が増え,産業振興にも役立つ。ビジョン5年間の中で,移民を受入,実証実験的に 行うというのはどうか。

(南部座長)ただいまのアイデアだが,定住自立圏の中で取り組むことは可能か。

(事務局)中心市の都市機能を使い,連携する市町として事業化するという形が取れれば, 事業として取り込むことは可能と考える。

(池田委員)移民受入に取り組む団体にも話を聞いたが,情報を得ることは可能。実際に, 鈴鹿市,三郷市でも第3国定住を進めている。全国的にも進めていこうということで,今 後研究を進める予定。情報を得た上で実証実験につなげていきたいと思う。

(5)

(木村委員)将来像を考える上の3つの視点だが,特に安全・安心の部分,ドクターヘリ については,地域間にばらつきがあるのではないか。ヘリによらずとも安心を確保できる 地域もあると思う。また,ヘリの要請についても,どの時点で誰が判断するのかも疑問だ。 この会議でその辺の話もするのか。

(村瀬委員)ビジョンなので,そこまで詳細な議論には入らないのではないか。

(南部座長)前提として,3本の柱は着手可能にあるものから進めるということで理解し ている。各事業の実施に関しては,この場ではリクエストということでは構わないが,そ こまで詳細な議論に入ろうということではない。

(木村委員)交通ネットワークについても,災害時ライフラインがストップした場合など について考えが及んでしまうが,そこまでの議論はしないということか。

(南部座長)俯瞰して,一見違うと見えるものをつなげてみるというのも,この場の役割 と考えているので,意見としてはどんどん上げて欲しいと思う。

(疋田委員)この資料では財源措置まで示してあるので,具体的な事業について財政措置 をすることだと思う。そうなると具体的な話まで踏む込む必要があると思うが。

(南部座長)ここはきちんと認識を共有したいので,事務局から説明をお願いしたい。

(事務局)資料では9事業を示しているが,これらはすぐに取り組み可能なものである。 9事業を選んだ理由は熟度が高いという点。皆様に認識いただきたいのは,財政措置があ るから進めるというのではなく,圏域にとって必要だから進めるということ。そういう意 味では,お示ししている事業はファーストステップ。小さく産んで大きく育てる,そうい う考えに基づいている。そういうこともあり,皆様からはどんどんアイデアを上げていた だき,実現可能性について検討し,環境が整えばビジョンに掲載し,実施していく,その ようなサイクルになると思う。

(南部座長)まずは,あるべき姿を中心に議論するということで,よろしいか。

(事務局)まずは,提示している9事業について議論をいただき,それ以外にも,今後進 めるべきアイデアを頂きたい。それを検討し,実現可能なものからビジョンに取り込んで いくという考えにある。

(6)

(池田委員)人を増やすという点に関連しての発言だが,ニセコ町で外国人が増えている のは,その魅力を伝えるキーマンの存在が大きい。ここに集まっている各地域にはそれに 匹敵する魅力あるキーマンがいるので,それをアピールすることで,全国・世界から人が 集まるような圏域にすることが出来ると思う。是非,そういう知恵をこの場で出し合えた らと思う。

(三浦委員)函館に限っての話だが,「人」よりも夜景などの資源に頼っている状況にある。 新幹線の開業を見据えるとこれだけでは足りないと考えつつも,函館のある程度の人口規 模を考えると「人」を前面に打ち出した方策にもハードルが高いと考える。

(松本委員)観光客として来ていただき,お金を落としていただくという交流人口増加の ケースも重要だが,せたな町や今金町では学生に来てもらいその魅力を発掘するというよ うなことも行っている。そのような交流人口の増やし方もある。交流人口を増やすことは 町を元気にする上で特に重要で,定住人口を増やすよりも現実的。交流人口が定住に結び つくケースも大いに考えられ,観光と地域の産業や町と一緒になって若者を呼ぶという 方 法をこの圏域がネットワークを組んで行ってみてはどうか。

(南部座長)人材育成について,案では職員の合同研修のみが取り上げられているが,も っと色々なことが出来るのではないかと思う。

(池田委員)函館市で実施している官民合同の研修がある。案では職員のみだが,この中 に民間の人たちも入れるようなものになればなお良いと思う。

(豊島委員)過去に異業種研修というのがあったが,そのような取り組みがあっても良い。

(疋田委員)イベントでの体験観光という方法もある。地元の住民と一緒にイベントに参 加することにより,地域を知り,定住の可能性もある。ただ,人材が少なくなってきてお り,その部分を担う人材育成も必要と思う。

(南部座長)医療関係の方もおられるので,それに関連した地域の課題をお話いただきた い。

(坂下委員)北海道の医療は4圏域に分かれるが道南だけがドクターヘリが運航していな い。実施に効果が上がっており,助かる命も増えているというデータがある。車で10分 という地域もあるが,遠隔地では大きな効果がある。ただ,基幹病院の市立函館病院の工 事が入札不調で止まっており,若干導入が遅れるという情報がある。あと,医療情報の共

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有化だが,既に進んでおり,函病・五稜郭病院中心にネットワーク化が図られており,南 檜山でもネットワークがある。これを大きくするために,設備等の費用がかかってくる。 電子カルテによって医療情報が共有化されるのではなく,ネットワーク化によって行われ るという点に注意してほしい。ネットワーク化によって迅速な判断が行われ,効果的な治 療につながる。ただ,個人情報であるために本人同意による登録が必要となるなど,課題 もある。

(疋田委員)対象となるエリア全ての病院においてネットワーク化がなされているのか。

(豊島委員)システムに加入している病院のみが対象となる。全てが網羅されている訳で はない。お金も人もかかる。

(疋田委員)費用はどれくらいか。

(豊島委員)年間数百万円と聞いている。

(南部座長)診療所レベルでも可能か。

(坂下委員)可能だが,費用の問題もあり,ドクターの判断となる。ただ,導入すれば患 者へのメリットも大きい。また,電子カルテも導入に多額の費用を要し,小規模な医療機 関では従前通りの方がスムースな場合もある。

【その他】

(疋田委員)新幹線対策について情報があれば聞きたい。

(三浦委員)函館市では青森・八戸・弘前との連携を進めているので協会としても同調し ているほか,ターゲットとしては北関東を考えており,エージェント等への営業を行って いる。また,新幹線開業により修学旅行 も取り込めると考えており,試算では,埼玉県が 有望なマーケット。

外国人専用パスが使えることから,外国人観光客の増加にも期待しており,こちらのター ゲットはヨーロッパを考えている。

さらには,観光客を迎える体制を整えることも大事であり,子どもを対象とした事業につ いても展開しているところ。広域観光推進の観点からもインバウンド対策を進めていくべ きと考えているが,地域の課題としては,フリーwi-fi の整備。先日の大型客船寄港の際に は,大勢のwi-fi難民が発生した。ある程度は進めてきたつもりだが,国によって対応でき

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ない場合もあり,改めて必要性を痛感したところ。

(事務局) 意見フォローアップシートについて説明

・会議終了後でも意見提出が可能となっているので是非お願いしたい。

(事務局) 次回開催日程について

・7月中旬を予定

(南部座長)本日は概要と地域の現状について共通認識に立つということで進めてきたが, 色々な話が出来たと思う。今日の議論を次回につなげていきたい。本日はこれで閉会とす る。

(15:00 会議終了)

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